ザ・バスの乗りこなし方
乗り方が分かれば初めてでも簡単です!

THE BUS はオアフ島の公共交通機関で島全体を細かい路線でカバーしている便利な交通機関です。
料金1回$2.5均一と言う安い料金で利用できるため、庶民の足として利用されています。
ルートによっては島一周も$2.5で回って観光ができるので、レンタカーを利用しなくても離れたノース・ショア、パールハーバー、シーライフパークやカイルアなどに行くことができます。
近くの場所に行く時に乗って慣れてみましょう。 観光客用に乗り放題のパスもありますので、失敗しても何回でも乗り直しができますよ。
ザ・バスの乗り方
ワイキキではカラカウア通りや1本山側を通っているクヒオ通りがバスのルートになっています。
主な路線はクヒオ通りから乗ることができます。カラカウア・アベニューからクヒオ通りに向かった時は クヒオ通りを渡った山側の停留所に、西のアラモアナショッピングセンター方向へのバスが来ます。
クヒオ通りを渡らない海側の停留所には東のダイアモンド・ヘッド方向へのバスが来ます。
ザ・バスのバス停
バス停は、電柱にバス停のサインが付いているだけの所、ベンチだけの所、屋根付きの所があります。 どのバス停にも下の写真のサインがありますので、このサインを探します。


Routes の下の番号がバスの路線番号です
C 52
E 53
40 55
40A 56
42 57
オアフ島郊外のバス停

パイナップル畑の真ん中にぽつりとある屋根付きのバス停
屋根がハワイの強い日差しから守ってくれるので、ありがたいです。
日本なら自動販売機が近くにありそうですが、ハワイにはありませんので飲み物は持参してください。
ワイキキのバス停地図
クヒオ通りの西方面行きバス停
地図内で拡大表示するには、左下の「+」をクリック。
ワイキキから、西のアラモアナセンター方面へ向かうバスに乗る時の主なバス停です。
地図の赤いマーカーをクリックすると、バス停の名称が表示されます。
THE BUS ザ・バスのバス停の名前は、「道路名 + 道路名」とつけられています。
ワイキキビーチに面したカラカウアアベニューの、1本山側のクヒオ通りの山側にバス停があります。
カラカウアアベニューは、ダイアモンド・ヘッド方面の東への一方通行、クヒオ通りは両面通行です。
ワイキキからダイアモンド・ヘッドなどの東方面行きのバス停は、西側バス停の道路の反対側にあることが多いです。
バスの行き先表示

写真のバスの行き先は「2番線バスのWAIKIKI KAPIOLANI PARK 行き」
バスの路線番号と行き先はバスの正面上部とドア横に表示されていますので確認して乗りましょう。
乗車の際はバス停のサインの近くで運転手に合図します。 バスは車両前方から乗車します。 上の写真の、バス前方左側の2枚扉になっているドアから乗車します。
乗車料金の支払い方法
乗車料金はお釣りの無いように、現金の場合は$2.5を準備します。
お釣りは一切でないのでご注意ください。
料金は運転手の横の料金箱にいれます。
旅行中に何回もバスに乗るようでしたら、4日間乗り放題のパスを買ったほうが乗車料を準備する手間がなくて簡単です。
ザ・バスの降り方
降車時は車内アナウンスはありませんので、自分で降りる停留所の手前で窓のところにあるベルトを引いて合図します。
新型車両では、次の停留所のアナウンスが英語で一度だけあって、車内の電光掲示板のサインが点灯します。
新型車両ではボタンを押すと「STOP REQUESTED」次止まりますのサインが出ます。
降りる場所が分からない場合は、乗車時にドライバーに降りる場所を伝えて教えてくれるように頼むと親切に知らせてくれると思います。
ザ・バスの乗り換え方
(2017年10月1日改正)
ザ・バスの乗り換えをする時に発行されていた紙のトランスファーチケットは、2017年10月1日以降は廃止になります。
代わりに1日乗り放題の1日パス( one-day pass )が5ドルが販売されます。詳しくは下の「ザ・バスの1日パス ( one-day pass )」をご覧ください。
10月1日以降はトランスファーチケットの受け渡しはなくなり、1日パスを買うとパスを運転手に見せるだけで何回でもザ・バスに乗ることができます。
変更については関連記事の関連記事「ハワイのザ・バスのトランスファーチケットが廃止され1日パス発売」をご覧ください。
(2014年7月1日改正)
乗るときにトランスファー希望と運転手に言って乗車します。 トランスファープリーズと言えばトランスファーチケットをもらえます。
トランスファーは時間制限があるので注意しましょう。 トランスファーできる時間はクーポンに表示されています。
1回目の乗り換えの時は1枚だけクーポンを運転手が切り離します。 2回目の乗り換えではクーポンを全て運転手に渡します。
トランスファーで同じ路線を戻ることはできません。 トランスファーの譲渡、販売は禁止です。
観光客がよく利用する乗り換えパターン
私たちがよくトランスファーチケットを利用する代表的なパターンは
1.ワイキキからアラモアナ経由でノース・ショアなどの郊外へ行く時
ワイキキから郊外へ行く時に中継地点となるのがアラモアナセンターです。
沢山のバス亭がありますので、間違わないようにバス亭を確認しておきましょう。
2.郊外からアラモアナセンター行きに乗って戻ってからワイキキに帰る時。
郊外からワイキキ方面へ行くバスはアラモアナセンターに行くバスが多いですが終点になります。
アラモアナセンターでワイキキ方面へ行くバスに乗り換える必要があります。
ザ・バス乗車時の注意点
バスの中は冷房がガンガン効いています。特に長距離を乗る場合は冷えないように上着など羽織るものをもって行きましょう。
自転車を運んでもらえます。すべてのバスには自転車ラックがバスの正面に設置されています。 自転車は自分でしっかりとラックに掛けてから乗車してください。
車椅子が利用できます。運転手に傾斜ランプを出してもらうか、車高を低くしてもらって乗車します。
バスは連節バスも走っています

ザ・バスの乗車料金
片道チケット
大人料金( 18歳以上 ): 2.5ドル
1ドル紙幣2枚とコイン又は全部コインのみでもOKです。
全部コインで払う時は、料金箱に入れる前にドライバーに見せてから入れるといいでしょう。
全部コインの時は25セントだと10枚です。
ユース向け料金(6~17歳): 1.25ドル
購入の時に年齢証明書の提示が必要です。
幼児料金( 5歳まで ): 無料
5歳以下の子供1名は無料でご同乗できます(運賃を支払った人が付き添い、子供が1人分の座席を利用しない場合)。
シニア料金( 65歳以上 ): 1.0ドル
10ドルで買える4年間有効のシニア・カード(TheBus Senior Card)を提示することが条件。
旅行者でも年齢を証明できるパスポートなど写真付きの証明書があれば購入できます。
シニア・カード(TheBus Senior Card)はカリヒのザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)で購入できます。
観光客用チケット
2017年10月1日よりこのチケットは廃止されることになりました。
4日間有効パス
35ドル
4日間乗り放題のパスです。一般バスと通勤快速バスの全路線で利用できます。
4日間有効パス販売所
ABC Stores
ワイキキ内全店舗およびアラモアナセンター店
7-Eleven
ENA ROAD店 1901 KALAKAUA AVE., HONOLULU 96815
ATKINSON店 1695 KAPIOLANI BLVD., HONOLULU 96814
ザ・バスに乗り放題のパスポート
ザ・バスの1日パス ( one-day pass )
2017年10月1日より使用される、全線1日乗り放題のパスです。
1. 料金
・大人( 18歳以上 ) 5ドル
・子供( 6歳から17歳 ※1 )2.5ドル
2. 有効期間:当日0時から翌日の2:59分までの27時間
3. 購入場所:バスの運転手 (料金箱にお金を入れる前に申し出てください)
※1 購入の時に年齢証明書の提示が必要です。
1ヶ月乗り放題のバスパス
・大人( 18歳以上 ): 60ドル
・子供( 6歳から17歳 ): 30ドル
日本の定期券と違い、各月の1日から月末まで有効期間が固定されています。
購入は前月の20日からフードランド、セブンイレブン、タイムズスーパーマーケットなどの各店舗、またはカリヒのザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)で購入できます。
1ヶ月乗り放題のパス・ステッカー(Monthly Pass Sticker)
シニア・カード(TheBus Senior Card)を持っている人が、1ヶ月5ドルでザ・バス全線が乗り放題になるステッカー。
シニア・カードに貼って、ザ・バスの運転手に提示して乗車します。
カリヒのザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)で購入できます。シニアカードを買う時に一緒に買いましょう。
ザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)情報
カリヒト・ランジット・センター Kalihi Transit Center
場所:ミドルストリートとカメハメハ・ハイウェイの角
電話番号: (808) 848-5555 内線 4
営業時間:月曜日から金曜日の 7:30 a.m. – 4:00 p.m.
ザ・バスの時刻表と路線図
ザ・バスに乗る時に気をつけること
注意すること
飲酒・喫煙はもちろんですが、飲食も禁止されています。
大きい荷物は持ち込めません。
持込む荷物の大きさには制限があります。
ひざの上にのる大きさが持ち込めるサイズの限度です。
サーフボードやゴルフクラブなどは持ち込みません。
ベビーカーは折りたためるタイプであれば持ち込めます。
自転車は自転車キャリアが装備されているバスであれば乗せることができます。
音が出る音楽プレーヤーなどは禁止されていますがヘッドホンステレオなら大丈夫です。
優先席(Priority Seats)があるので注意して座りましょう。
バスが動いている時は運転手に話しかけない。
バスの中は冷房が強すぎるくらい効いて冷えています。長距離を乗る時は羽織るパーカーなどを持っていきましょう。
ザ・バスに乗るときのマナー
・バスの乗り降りの時は譲り合って乗りましょう。
・優先席Priority Seats)は高齢者、身体障害者、妊婦の方に譲りましょう。
車内の優先席のサインには日本語で書かれているものもあります。
運転席の近くは優先席なので要注意です。
・水着での乗車はやめましょう。
ハワイとは言え水着姿でバスに乗るのはエチケットに反します。
また濡れた水着のままだと乗車拒否にあうことがあります。
海で使った物や持ち物も乾かしてから乗りましょう。
・小さな子ども連れの場合でもベビーカーは折りたたんで持ち込みます。
車内でベビーカーに子供を座らせないようにしましょう。
ザ・バスの会社への連絡先
Oahu Transit Services, Inc.
バス内の落とし物の問い合わせ(英語)
電話:848-4444
時間:月曜日 ~ 金曜日の7:30 ~ 22:00
その他の問い合わせ(英語)
電話:848-4500
時間:月曜日 ~ 金曜日の7:30 ~ 16:00
ザ・バス 用のアプリが便利です
最新版のザ・バスのアプリ DA BUS2

無料アプリのザ・バス(THE BUS) の最新バージョン「DaBus2」です。
バージョンが 2 になって日本語版となり、メニューなど日本語になり使いやすくなりました。
現在地から最寄りのバス停を捜したり、バスの到着時刻を調べることができるアプリです。
検索が、ストリート名(英語のみ)、バス停ナンバー、ルートナンバー、終着地(英語のみ)、マップからできます。
あらかじめ「お気に入り」に登録できるので、旅行前に「お気に入り」にいれておけばハワイでワンタップで呼び出すことができます。
「お気に入り」の登録は日本でもできます。
行き先で乗り降りするバス停を登録しておくと便利です。バス停のデータにバスの到着予定時間(時刻表)が表示されます。
GPS機能付きのバスの場合、地図にバスの現在地が表示されますのでとどのくらい近くまでバスがきているかも分かります。
近くのバス停の検索、ルートの確認、バスの時間確認などができるので便利です。
GPS付きのバスは、今どこを走っているのかも分かります。
アプリはApple StoreとGoogle Playの以下のリンクからダウンロードできます。
アプリの使いたかた
スマートフォンのローミングやWiFi ルーターを利用して、目的地に行くバスのルートから、最寄りのバス停を捜します。
バス停の場所やバスの到着時間を確認します。
バスの到着時間を確認して間に合うようにバス停に行き、バスに乗ります。
バスに乗って移動する時は、降りるバス停を見逃さないようにアプリで確認しながら行くのがおすすめです。
Wi-Fiルーターは何台も接続できるので、皆で確認しながら行くと乗り過ごして時間を無駄にしなくてすみます。
降りるバス停が近づいたら紐を引いて、バスを降りる合図をして停車したら降ります。
バスを使ってオアフ島を移動できれば、ワイキキで過ごすより楽しみがずっと増えます。
ぜひワイキキ以外のところにも行ってみてください。
それには、このアプリがとても役に立ちます。
一度使ってみると、便利ですし安心してバスに乗ることができます。
ぜひご活用ください!
関連記事DA BUSのアプリの使い方を詳しく解説しています

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photo credit: Bus Stop at the Pineapple Fields via photopin (license)