ダイアモンド・ヘッド登山
ダイヤモンド・ヘッドの行き方と登山
ハワイの象徴。ヒーリング・スポットでもあるダイアモンド・ヘッド
ハワイの代名詞のひとつはダイアモンド・ヘッドですよね。
ワイキキビーチから見えるダイアモンドヘッドの構図は、ハワイをイメージした時に誰もが思い浮かぶシーンではないでしょうか。
風景として楽しんでいるダイアモンドヘッドですが、眺望ポイントとして絶景が見られる観光スポットでもあります。
ワイキキからそれほど遠くもなく、高さも171mくらいの登山なのでお子供さんから年配の方まで楽しめるトレッキングコースになっています。
ダイアモンドヘッドの頂上に登って見る光景は、ワイキキで見る風景とはスケールがちがいますのでぜひ一度体験されてみてはいかがでしょうか。
ダイアモンドヘッドへの行き方は、ワイキキからバスでも行けますし、ワイキキトロリーのグリーンラインまたは、レンタカーでも駐車場がありますので行くことができます。
ダイアモンド・ヘッド・クレーター内側の登山道入口から歩いて山頂へ向かいます。
ダイアモンド・ヘッド山頂までの登山道
地図を拡大するには左下の+マークをクリックして下さい
ダイアモンド・ヘッド・トレイル入口(A点)から山頂(B点)まで登ります。
ダイアモンドヘッドへ登る時の服装と持ち物について
それほど高い山ではないですが、昼間登っていく場合は日差しが強いので帽子や日焼け止め、それからタオルやサングラスを持って行きましょう。
また足場が良くないところもありますので、靴はスニーカーなど履き慣れたものがいいです。たまにビーチサンダルやヒールの靴を履いている人を見かけますが、楽しめないばかりか足を痛めることにもなるので平らな靴に履き替えて。服装は軽装でOKです。
忘れてはいけないのが、「水」です。
かなり暑いので1人1本のミネラルウォーターは必ず持って行きましょう。
こまめな水分の補給をした方が疲れません。
ワイキキ周辺のABCストアに売っています。登って帰ってくるまでにいつも1本は飲みきります。
喉が乾く人は2本くらい持っていった方がいいと思います。
外国の方は、リットル入りのボトルをぶら下げていたりします。
駐車場にバスが止まっていて、軽食やシェイブ・アイスなど売っていますが必ずいるとは限りませんのでワイキキから持参した方がいいです。
また自販機もありますがソーダの自販機なので、やはり水の持参をお薦めします。
シェイブ・アイス、飲み物、軽食を売っているバス
それから暑いので、ワゴンで売っているシェイブ・アイス買う人がいますが、アイスは受け皿型のカップに入っています。
ゴミは途中で捨てられないので、もし買うのならゴミ袋の用意をしないとベタベタになります。
あとは、カメラやビデオをお持ちください。
頂上からの風景はハワイのいいお土産になります。
ダイアモンドヘッド登山スタート
ダイアモンドヘッドパークの中へ着いたら歩行者は1人$1、車は1台$5を入口の料金所で払って入ります。
駐車場の中をまっすぐ歩いていくと登山口があります。
登山道の入口に地図も描いてある登山用パンフレット(英語です)が置いてありますので1枚もらっていきましょう。日本語版もあります。
それから登山口の右手にトイレがあります。その先はトイレがありませんので利用してから出発してください。
登山口にあるゴミ箱です。
後ろのゴミ箱は驚くほどあみの高さが高いです。こんなゴミ箱が必要なほど皆さん大量にペットボトルを捨てていかれるんでしょうね。
ダイアモンドヘッドでの水の消費量ってすごいですね。
登山口は約61mの標高でそこから約171m上の頂上まで登ります。歩き始めは、ワイキキの歩道みたいで軽いお散歩?のような感じで歩き始められます。が、約300mほど過ぎると舗装はなくなりあとは土の細い道がつづきます。
乾いた土と岩がむき出しになった小道を折り返しながら登ります。すれ違う人がいたらスマイルでHi!と言って挨拶しましょう。外国の方はとてもフランクでよく挨拶を交わしています。
細い登山道が途切れてはじめに現れるのは、74段のコンクリートの階段です。その階段を登り切るとトンネルが現れます。
ここは約70mのトンネルで、以前は電灯がなく真っ暗だったのですが、今はライトが照らしてありますので足元を確認しながら歩けます。
そこを抜けて右を見るとさらに99段の階段が現れます。
ここからこの階段を登るか、外側の迂回を廻って景色を見ながら頂上を目指すか2つの道が選べます。最後は54段の金属の階段を登って頂上へ向かいます。
トンネルを抜けるルートは、施設の中を通り、螺旋階段を4階登ってコンクリートの部屋から外にでます。この時、高さが低いので頭をぶつけないように注意してください。
それから迂回路を廻った人達と同じく最後の54段の金属の階段を登って頂上へ上がります。
ぜひ行きと帰りは別のルートを通って両方体験してみてください。
頂上は標高232mになります。最後の54段の階段は1970年代にはしごの代わりに設置されました。前ははしごだったんですね。
頂上に着いて景色を見ると。
頂上から見る風景は素晴らしいですよー。 ワイキキ・ビーチが見えてます。
ピンクパレスと呼ばれているロイアル・ハワイアン・ホテルも見ることができます。
左奥には、遠目にマジック・アイランドが見えてます。
360度見渡せる景色は、ワイキキからハワイカイの方まで見渡せます。
海はエメラルドグリーンから真っ青にグラデーションが変化してとてもきれいです。
水平線を見るとカーブしていて地球が丸いのが分かります。
写真で水平線がカーブしているのが分かりますでしょうか。
振り向くと今登ってきたダイアモンドヘッドクレーターの内側が見えます。
クレーターの中に見えるのは駐車場で、そこから今まで歩いてきた登山道が見えます。
遠くに見えるのがハワイカイ方面でハナウマ湾がある方角です。
足元には1917年に作られた、赤い屋根がポイントのダイアモンドヘッドの灯台があります。
爽やかな風を感じながら澄み切った空をみているとハワイに来てよかったーと感じます。
空気が澄んでいて心も体もリフレッシュできます。
ハワイからの帰りの飛行機の中で、旅行の体験で必ず思い出すのはここからの風景です。
実際に見る頂上の風景は写真とは比較にならないほどきれいです。
皆さんもぜひチャレンジしてみて下さい。
ダイアモンドヘッド山頂の、ちょっとしたチェックポイント
このメダルは測地測量のポイントとしてダイアモンドヘッドの頂上に設置されている公式なものです。
昔はこのメダルを紙に鉛筆などで擦りとっていくと、ホノルル動物園の前にあるパークショアホテルで登頂証明書を発行してもらえたそうです。(今は証明書の発行されていません。)
またメダルのレプリカが、ダイアモンドヘッドのお土産として販売されていて登頂のモニュメント的なものにもなっています。
ダイアモンドヘッドの頂上に登ったら見てみて下さいね。
ダイアモンドヘッドの公式登山証明書
ダイアモンドヘッド山頂のバンカー内や公園内で、業者が登頂証明書なるものを有料で販売している時がありますが、公式なものではありませんのでご注意ください。
現在 PACIFIC HISTORICAL PARKS と言う非営利共同組合が公式証明書「Official “I Hiked Diamond Head" certificate」を英語版と日本語版で販売しています。商品説明にも Official だと記載されています。
オンラインショップでも買え、HPで送料の自動計算はできないようですが問い合わせれば海外発送もしてくれるそうです。
ダイアモンドヘッド登山したかの確認はしていないようなので、証明書としてはどうなのかという疑問はありますが、 Diamond Head State Monument の公認商品として販売されています。
ダイアモンドヘッドで配布されているパンフレットは 自然の管理を行っているハワイ州のDepartment of Land & Natural Resources DIVISION OF STATE PARKS が発行しています。
この証明書にはHAWAI’I STATE PARKSのロゴを使用していると言うことはハワイ州公認となるのでしょうか。
証明書の絵柄もパンフレットと同じものが使われています。
興味のある方はゲットしてみてはいかがでしょうか。
ダイアモンドヘッド登山道を登ってみましょう
ハワイ州観光局 -2:45秒- 音声が流れます
PCの方は左上のGoogleマップで見るをクリックすると大画面で見れます
ダイアモンドヘッドの頂上の360度パノラマを楽しみたい方はこちらです
PCの方は左上のGoogleマップで見るをクリックすると大画面で見れます
ダイアモンドヘッド州自然記念公園の施設情報
開園時間 | 年中無休(祝日も含む) 6:00am - 6:00pm 最終入場時間4:30pm ゲートは毎日6:00pmに閉門 |
入園料 | 車1台$5(駐車料込) 歩行者1人 $1 現金のみ・カード不可 |
施設 | 駐車場あり トイレあり ピクニックテーブルあり ゴミ箱あり |
頂上までの距離 | トレイル入口から片道約1.3km |
頂上の高さ | 約171m |
所要時間 | 約1~2時間 |
ダイアモンドヘッドの場所の地図
地図内で拡大表示するには、右下の「+」をクリック。
別画面を開いて拡大地図を表示するには、地図左上の「拡大地図を表示」をクリック。
ダイアモンドヘッドの行き方
オプショナルツアーを利用する
旅行会社が開催しているオプショナルツアーに参加すると、一番楽に行けます。
内容も単独のツアーや、その他のアクティビティとセットのツアーなどいろいろな種類があります。
時間は決められますが、往復送迎付きで一番楽に行くことができますので、
ご自身の旅行にあったものを利用すると旅行の楽しみが広がります。
利用する場合は、人数枠や言葉の問題から、日本で予約していくことをお勧めします。
ザ・バスでの行き方
ザ・バスに乗るための ザ・バス( THE BUS ) の乗りこなし方について の関連記事はこちらです
ワイキキから往路
クヒオ通り海側のバス停からバスに乗ります。
23番バスに乗る場合。
23番バスはハワイカイ・シーライフ・パーク行きです。
バスの正面に「 23 Hawaii Kai Sea Life Park 」と行き先が表示されています。
バスは30分に1本くらいなので混む場合もありますので、時間に余裕をもっていた方がいいですね。
ダイヤモンドヘッド・クレーター入口(ダイアモンドヘッドロード沿い)のバス停で降ります。
ここからダイアモンドヘッドクレーターの中の登山口までは徒歩で約15分ほどかかります。
2番バスに乗る場合。
2番バス カピオラニ・コニュニティ・カレッジKapiolani Community College行きの、バスの行き先表示は 「 2 WAIKIKI-DIAMOND HEAD-KCC 」です。
バス停で待っている時に、2番バスがきた場合はこれに乗った方が早く着く場合があります。
2番はダイヤモンドヘッドクレーターの一つ手前のKCC(カピオラニ・コニュニティ・カレッジ)が終点になりますが、次のダイアモンドヘッドクレーターバス停までは歩いて数分なので早く着くことができます。
このバスは終日約10分間隔で運行されていますので、待つ時間は23番バスより短いです。
2番バスの運行ルートは、クヒオ通りからカパフル通り、キャンベル通り経由でダイアモンドヘッドロードで23番バスとは異なります。
バスを降りて歩いてダイアモンドヘッドクレーターの中に入る際に Kahala トンネルを通りますが、歩くスペースが狭いので車に気をつけて歩いてください。また歩いている人は多くはないので朝夕の明るくない時間帯は避けたほうがいいでしょう。
ワイキキへの復路
23番 アラモアナ・センター行き 23 Waikiki Ala Moana
バスでダイアモンドヘッドの日の出を見るには
ホノルルの日の出が一番早いのは6月の5:50ごろ。
一番遅いのは12月の7:10ごろになります。
2015年timeanddate.com データ参照
ホノルルの日の出の時間はこちらで確認できます(英語)
23番バスは始発の時間が遅いので6時のゲート開門には間に合いません。
2番バスは1つ手前のバス停カピオラニコニュニティカレッジまでですが5:30位に着く運行がありますのでそちらを利用しましょう。
冬は23番バスでも間に合いそうですが、夏は2番バスでないと間に合わないでしょう。
旅行の時期により、乗るバスの時間をチェックしてみてください。
THE BUS ザ・バスの公式データ
ダイアモンド・ヘッドのワイキキトロリー・グリーンラインでの行き方
グリーンラインは、ワイキキ周辺からダイアモンド・ヘッドの海側を通り、カハラ・モールに行ってから折り返してダイアモンド・ヘッドのクレーター内側に止まります。
そこで降りて登山口から山頂まで登ることができますが、トロリーは運行時間帯が比較的短いので時刻表を確認してください。
運行は約35分間隔でしていますので、トロリーの乗り放題チケットをお持ちの方はグリーンラインを利用するといいのではないでしょうか。
グリーンラインの路線図や乗り方については、関連記事の ワイキキトロリー グリーンライン路線 をご覧ください。
ワイキキトロリー全般については、関連記事の ワイキキトロリーの路線とチケットの買い方 をご覧ください。
ダイアモンド・ヘッドのレンタカーでの行き方
ワイキキからの行き方です。約20分くらいのドライブで行くことができます。
カラカウア通りを走ってカパフル通りの角を過ぎたら、路面の左矢印のレーンに入り、モンサラットアベニュー(Monsarat Ave.)に入り道なりに進むとダイアモンドヘッドロード(Diamond Head Rd.)になるので直進。
左手のKCC(カピオラニ・コニュニティ・カレッジ)を過ぎて左にチャペルが見えたらすぐに右側にダイアモンドヘッド(Diamond Head State Monument)の茶色いサインがあるので右折。すぐ道なりに左カーブでトンネルを抜けると駐車場の料金所に到着します。
トンネルは出口が見えるくらい短いですが、二車線道路は狭いです。歩行者が歩いている時は、対向車が来たら止まってすれ違ってから歩行者を追い越すくらいにした方が安全です。
入園料$5(駐車料金込)を払う際に、観光パンフレットをもらえます。
ルート: Kalalaua Ave → Monsarat Ave → Diamond Head Rd
昼間の時間帯は混んでいる場合、駐車待ちの渋滞になることもあります。駐車場の台数は多くなく、頂上まで登って帰ってくるのに時間がかかるので車の出入りは頻繁ではありません。満車の場合は入庫できるまでかなり待つのを覚悟しましょう。
夏季に行かれる方は昼間は暑くなるので、なるべく午前中に登るように着くと駐車場も空いているのでいいと思います。
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