ハワイのザ・バスのトランスファーチケットが廃止され1日パス発売

2020-01-03ザ・バス

ハワイのザ・バスのトランスファーチケットが廃止され1日パス発売

the Bus

ハワイの公共交通機関のザ・バス

2017年10月1日以降はハワイのオアフ島のザ・バスのトランスファーチケット(乗り換えチケット)が廃止されることになりましたので、それ以降のザ・バスの料金体系についてのお話しです。
新料金体系について、新しく販売される1日パスと廃止されるオアフ・デリバリー・パスポート、そして継続される料金についてまとめました。

トランスファーチケットの廃止

オアフ島の全島にバスを運行しているザ・バスが発行していた、乗り換え用の紙のトランスファーチケットが9月末で廃止されます。その代わりに1日5ドルのパスが新しく発行されることになりました。
 

ホノルル市長はすでに法案に署名しており、これによりザ・バスの利便性が良くなると言っています。
 

日本人観光客にも利用者が多いザ・バスのトランスファーチケットが廃止になりますが、今までの2.5ドルの1回乗車券は継続されるので最低料金はそのまま維持されます。


 

1日パス(One-day pass)の発売

トランスファーチケットが廃止されるのに伴って、何回でも乗車できる1日パスが販売されます。

1日パス(One-day pass)は大人5ドル、子供は2.5ドルで、バスに乗る時に運転手さんから直接買うことが出来ます。
 

1日パスの有効期間は0時から翌日の2:59分まで27時間有効です。そして今までの35ドルの4日間パスは廃止になります。1日パスを4日買っても20ドルですから廃止になったのでしょう。
 

私たち日本人観光客にとってトランスファーチケットは無料で乗り換えができるのは便利でしたが、毎回パスに乗るのにお釣りが出ないので現金を2.5ドルちょうど用意しなければいけないのは手間でした。
 

それが1日乗り放題のパスを持っていれば現金を用意しなくていいのは楽になります。
 

また無料で乗り換えができるのは2時間以内の時間制限があるため、必ず使える訳でもなかった事を考えると乗り放題のチケットは便利になったと言えます。
 

どこに行くにしろ、ほとんどの場合往復の料金が必要ですので、むしろ旅行者にとっては現金を料金分用意しなくてもよく、間違って乗車してしまっても追加の料金を払わないですむのはメリットです。
 

またバスに乗る時に運転手さんにトランスファーチケットを英語を話してもらったりしなくてもよくなるのは、バスに乗る際のハードルが低くなるので乗りやすくなる人も多いでしょう。
 

紙のトランスファーチケットの不正利用の問題なども今回の廃止に関係しているようですが、乗客の利便性が良くなるとホノルル市長は言っているそうです。
 

10月1日からハワイでザバスに乗る旅行者の方は、乗り放題の1日パス( one-day pass )を使ってノースショアの方まで行ってみてはいかがでしょうか。
 

サンフランシスコの全米一高いバスの1日料金は17ドルもするそうですので、ハワイのバスの料金はまだ利用しやすい交通機関と言えそうです。
 

ザ・バスの乗車料金

2017年10月1日以降のザ・バスの料金体系の説明です。
新設される料金、廃止される料金、継続される料金別に整理しました。

新設されるザ・バスの料金

ザ・バスの1日パス ( one-day pass )

1. 料金
・大人( 18歳以上 ) 5ドル
・子供( 6歳から17歳 ※1 )2.5ドル
2. 有効期間:当日0時から翌日の2:59分までの27時間
3. 購入場所:バスの運転手 (料金箱にお金を入れる前に申し出てください)

※1 購入の時に年齢証明書の提示が必要です。
 

廃止されるザ・バスの料金

オアフ・デリバリー・パスポート

旅行者用の4日間乗り放題のパスポート。子供料金はありません。
使用する月と連続する4日間の利用日をコインでスクラッチして運転手に提示するパスポート。
料金は35ドル。
 

4泊6日旅行など多くの旅行者に使いやすいパスポートでしたが、1日パスの登場で廃止になります。

継続されるザ・バスの料金

片道料金

2017年10月1日以降も変わらない、1回の乗車に必要なバス料金です。

・大人( 18歳以上 ): 2.5ドル
・子供( 6歳から17歳 ※1 ): 1.25ドル
・幼児( 5歳まで ):無料 ※2
・シニア( 65歳以上 ): 1ドル ※3

※2 料金を支払って乗車した大人1人に幼児1人が無料になります。ただし、幼児は座席を使わないのが無料の条件。
※3 10ドルで買える4年間有効のシニア・カード(TheBus Senior Card)を提示することが条件。
旅行者でも年齢を証明できるパスポートなど写真付きの証明書があれば購入できます。
シニア・カード(TheBus Senior Card)はカリヒのザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)で購入できます。

パスポート

1ヶ月乗り放題のバスパス

 ・大人( 18歳以上 ): 60ドル ※4
・子供( 6歳から17歳 ※1 ): 30ドル ※5

日本の定期券と違い、各月の1日から月末まで有効期間が固定されています。
購入は前月の20日からフードランド、セブンイレブン、タイムズスーパーマーケットなどの各店舗、またはカリヒのザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)で購入できます。

1ヶ月乗り放題のパス・ステッカー(Monthly Pass Sticker)

シニア・カード(TheBus Senior Card)を持っている人が、1ヶ月5ドルでザ・バス全線が乗り放題になるステッカー。
シニア・カードに貼って、ザ・バスの運転手に提示して乗車します。
カリヒのザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)で購入できます。シニアカードを買う時に一緒に買いましょう。

ザ・バス パス オフィス(TheBus Pass Office)情報

カリヒト・ランジット・センター Kalihi Transit Center
場所:ミドルストリートとカメハメハ・ハイウェイの角
電話番号: (808) 848-5555 内線 4

営業時間:月曜日から金曜日の 7:30 a.m. – 4:00 p.m.

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