これだけはマスターしておきたいハワイ入国審査の英語

2017-10-03ハワイの便利情報,旅行準備,空港

これだけはマスターしておきたいハワイ入国審査の英語

パスポート

ハワイの入国審査では、英語の質問に答えなければいけないので、緊張されている人もいらっしゃるでしょう。
でもハワイに入国している日本人は ハワイ州産業経済開発局資料(国籍基準・入国者数推計値)によると、2015年は年間151万人もいます。
2011年から5年間の平均では日本人のハワイ渡航者数は年平均144万人です。
この中で英語ができる人はどれだけいたでしょうか。
できない人の方が圧倒的に多いはずです。
 

それでもこれだけの人が入国できているのですから、数字的にみればほとんどの人が入国できています。
安心してください。
 

でも、入国できるにしても時間がかかったり、いやな思いをしないように最低限のことは知っておきましょう。
入国審査で質問されることは決まっていないと言われているので、にわかで英語を勉強してもしかたがないと言う人もいます。
確かに決まってはいませんが、ある程度の基本的な質問は過去に入国した人たちが受けた質問から分かります。
ハワイに行く前に過去問をマスターしておきましょう。

ハワイの入国審査について一通り知っておきましょう。
ムームーさん
そんなに難しくないからだいじょうぶ

アメリカの入国審査のようすを見てみましょう

アメリカ合衆国税関・国境警備局の入国審査のビデオ

アメリカ合衆国の税関や国境警備を担当する、国土安全保障省の一部門であるアメリカ合衆国税関・国境警備局 ( US Customs and Boarder Protection )の入国手続きに関する公式ビデオ「 You have arrived 」で入国審査のようすや質問に関して公表されています。

アメリカ合衆国税関・国境警備局 「 You have arrived 」 - 4:15秒 -音声が出ます

このビデオは1:54秒から2:48秒に、英語で入国審査の場面が再生されます。
設定すれば英語の字幕を表示できます。
 

このビデオで入国の質問として聞かれているのは
What was the purpose of your trip? 旅行の目的は?
旅行の目的を聞かれています。

米国カリフォルニア州のジョン・ウェイン空港の入国審査のビデオ

また、米国のJohn Wayne Airport , Orange County の入国ガイドビデオ「 Customs & Border Protection – Entering the U.S. 」に入国審査で入国審査官が聞く質問の例が公表されています。

John Wayne Airport , Orange County 「Customs & Border Protection – Entering the U.S.」
 - 7:06秒 -音声が出ます

このビデオは2:41秒から3:58秒に、英語で入国審査の場面が再生されます。
 

このビデオから分かる米国の入国審査で聞かれる質問は、

 

質問1: What’s the purpose of your trip today? ( ホワッツ ザ パァーパス オブ ユア トリップ トゥデイ? )
    旅行の目的は?

質問2: How long will you be in the United States? ( ハウ ロング ウイル ユー ビー イン ザ ユナイテッド・ステーツ? )
    アメリカにはどのくらいいますか?
 

質問されるかもしれないと言われている質問例

質問3: Where are you coming from right now? ( ホエヤー アー ユー カミング フロム ライト ナウ? )
    どこから来ましたか?

旅行者の答え:日本からだと From Japan
この質問も、僕は聞かれたことがあります。
 

このビデオでも、聞かれているのは1.旅行の目的、2.滞在期間そして3.どこから来たのかです。

入国審査で聞かれる3つの英語の質問

アメリカの入国審査で聞かれると言われている3大質問は
 

旅行の
1.目的(Purpose)
2.目的地(Destination)
3.滞在期間(Length of Stay)
 

と言われていますが、アメリカ合衆国税関・国境警備局の入国審査のビデオを見てもそれらの質問が聞かれています。
また自分も入国審査の時に、この3つの質問を何度も聞かれました。
 

何を聞かれるか分からないとは言え、最低この3つの質問に答えられれば入国を断られることはないと思います。
 

ただ、この3つの質問は必ず同じ表現で聞かれる訳ではありません。
審査官によって、多少言葉の使い方がちがいます。
では、どのように聴きとって答えればいいのかいくつかこつがありますから、それを憶えて練習してみてください。
 

入国審査官に呼ばれて行くとまず、パスポートを見せてくださいと言われます。
Can I see your Passport? ( キャン アイ シー ユア パスポート? )
Passort please? ( パスポート プリーズ? )

それから質問がきます。

ハワイ旅行の目的を聞かれる質問

目的を聞く質問の表現はいくつかありますが、聞かれるのはその内の1つです。
質問の例として1から5までのような聞き方があります。

質問1.:What's the purpose of your trip? ( ホワッツ ザ パーパス フォー ユア トリップ? )
    旅行の目的はなんですか?

質問2.:What's the reason for your trip? ( ホワッツ ザ リーズン フォー ユア トリップ? )
    旅行の理由はなんですか?

質問3.:What are you doing here?  ( ホワット アー ユー ドゥーイング ヒヤ? )
    何をしに来ましたか?

質問4.:What are you here for?  ( ホワット アー ユー ヒヤ フォー? )
    何のために来ましたか?

質問5.:Why are you here? ( ホワイ アー ユー ヒヤ? )
    なぜ来たのですか?

ここで目的を聞かれる時は、What, What’s, Why が言葉の初めに付きます。
そして trip( トリップ ), here ( ヒヤ )の言葉が最後の方に付きます。
聞き取りができる方は、 reason, purpose, doing などの言葉が聞き取れれば目的と言うことが分かります。
 

これらの単語を聞き取れるように、審査官の言葉を注意して聞きましょう。
 

そして、この目的に対する回答も人によっていろいろあると思いますが、このサイトを見てくれている人は観光目的の人が多いはずなので観光とします。
 

回答は文でなくて、一言でOKです。
Sightseeing.  ( サイトシーイング )や Vacation. ( バケーション )
 

ビデオの中ではバケーションが使われていましたが、バケーションの初めのVの発音が日本人には難しいので、サイトシーイングの方が分かってもらえるのではないでしょうか。
自分の経験でも今まで、サイトシーイングの一言で全回OKでした。
 

ハワイの目的地を聞かれる質問

目的地を聞く質問の方法はいくつかありますが、聞かれるのはその内の1つです。
質問の例として1と2のような聞き方があります。
 

質問1:Where's your final destination? ( ホエヤーズ ユア ファイナル デスティネーション? )
    最終の目的地はどこですか?

質問2:Where are you going to be staying? ( ホエヤー アー ユー ゴーイング トゥー ビー ステイイング? )
    どこに泊まる予定ですか?
 

目的地を聞かれる時は、質問の初めに Where ( ホエアー )が付きます。
聞き取りができる人は、destination, staying の言葉が聞こえたら目的地のことです。
 

回答は文でなくて、一言でOKです。
回答1:Honolulu. 都市の名前でいいです。
回答2:At Hotel. ホテルの名前でもいいです。
 

めったに聞かれませんが、さらに追加の質問としては住所を聞かれる場合があります。
質問3:What’s the address of where you’re staying? ( ホワッツ ザ アドレス オブ ホエヤー ユーアー ステーイング? )
    泊まるところの住所はどこですか?

質問4:Do you know the address of where you’re staying? ( ドゥー ユー ノウ ザ アドレス オブ ホエヤー ユーアー ステーイング? )
    泊まるところの住所を知っていますか?

住所を聞かれる質問は、必ず address ( アドレス )が使われます。
アドレスが聞こえたら住所です。

回答は、難しかったら、あらかじめ紙に書いておいて見せてもいいです。
ツアーで行かれた方は、旅行会社の予約表にホテルの住所が書いてあればそれを使えます。

ハワイの滞在期間を聞く質問

滞在期間を聞く方法はいくつかありますが、聞かれるのはその内の1つです。
質問の例として1から3のような聞き方があります。

質問1.:How long will you be staying? ( ハウ ロング ウイル ユー ビー ステイイング? )
    どのくらいいる予定ですか?

質問2.:How long will you be here? ( ハウ ロング ウイル ユー ビー ヒヤ? )
    いつまでここにいますか?

質問3.:How long are you going to be in the states? ( ハウ ロング アー ユー ゴーイング トゥー ビー イン ザ ユナイテッド・ステーツ? )
    アメリカにはどのくらいいますか?
 

滞在期間を聞かれる場合は、 How long ( ハウ ロング ) が使われます。
質問の初めに、ハウ ロング で聞かれたら滞在期間のことです。

回答は文でなくて、一言でOKです。
回答1:5 days. ( ファイブ デイズ ) 5日間
回答2:6 days. ( シックス デイズ ) 6日間
回答3:2 weeks. ( トゥー ウィークス ) 2週間

 

この3種類の質問にはいろいろな聞き方があります。
ここに書いた表現以外にもありますが、疑問符やキーワードに注意して聞いてみてください。

答えられない人でも、英語の試験ではないので入国できています。
年間百何十万人の日本人がハワイ州(だけです。全米ではなく)に入国しているので落ち着いて行きましょう。

 

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