ハワイのレンタカーの国際運転免許証より手軽な証明書の取り方

2023-09-17レンタカー

ハワイのレンタカーの国際運転免許証より手軽な証明書の取り方

運転免許証


 

ハワイでレンタカーを借りて運転するときには、日本の運転免許証とは別に国際運転免許証を持って行かないと事故や交通違反を犯した時に説明できないので、簡易裁判所へ出頭しなければいけなくなることになる場合もあると言われています。
 

日本の運転免許証は必ずもっていなければ運転できませんが、国際免許証も日本の運転免許証の代わりになるものなので持っていなければいけないと思っている方もいるかもしれません。
 

でもいろいろと調べていくと、レンタカー会社は国際運転免許証を推奨するかわりに自社で、運転免許証の翻訳サービスを提供しています。
それも1社や2社ではなく、米系のレンタカー会社はほとんど翻訳サービスをやっています。
以前はダラーレンタカーくらいしかこのサービスはなかったと思ったのですが、各社が提供していると言うことはこの翻訳書でもハワイの警察で通じると言うことなのでしょう。
 

各レンタカー会社はこの翻訳書は、ハワイ州を含めアメリカであれば有効であると説明しています。(アメリカでもジョージア州は例外で使えないらしいです)
ダラーレンタカーは逆に、ハワイ州は日本語の運転免許証で運転できるために、この翻訳サービスをハワイ州向けには提供していないとまで言っています。
ダラーレンタカーに言わせると日本語の運転免許証だけでOKと言うことでしょうか。
 

レンタカー各社の運転免許証の英語翻訳サービス

リンク先から各レンタカー会社の運転免許証の翻訳サービスを申し込めるようになっています。
利用されるかたは、リンク先を御覧ください。

🔵 アラモ・レンタカー  アラモレンタカー 運転免許証翻訳サービス ¥1,500(送料、消費税込み)
🔵 バジェットレンタカー アメリカ向け「運転免許証 翻訳サービス」 2,000円(送料、消費税込)
🔵 ハーツ・レンタカー  Hertz Drivers License Translation Application Form 手数料・送料込みで1,000円
🔵 エイビス・レンタカー 運転免許証翻訳サービス 発行手数料2000円(送料・消費税込)
🔵 ダラー・レンタカー  運転免許証翻訳サービス 無料
 

国際運転免許証ではなくて、翻訳サービスを利用する人もいるんですね。
ムームーさん
便利なサービスがあるんですね。知りませんでした。

運転免許証の外国での効力とは

そもそも、他国での運転をする時の運転免許の取扱は、日本を含む世界約90ヶ国が加盟している「ジュネーブ条約」という国際条約で定められています。
条約では「ジュネーブ条約」のいずれかの加盟国で運転免許を取得した人は、原則として他の加盟国でも自動車を運転してよいことになっているそうです。
そして、ジュネーブ条約では原則として国内免許証がそのまま他の加盟国でも通用するとされているそうです。
 

ただ実際は、外国語で書かれた国外の運転免許証は他国の警察官は読めないために、国際免許証は運転免許証の翻訳証明書として使われているとのことです。
そうであれば、証明力の違いはあるかもしれませんが、レンタカー各社が提供している運転免許証の翻訳書は国際運転免許証の代わりになるのでしょう。
 

日本とアメリカはジュネーブ条約の加盟国ですので、それぞれの国の運転免許証があれば原則的に運転は許されているんですね。

日本人に何かあった時の拠り所となる在ホノルル日本国総領事館も、国際運転免許証の携帯は強くすすめてはいますが「 参考 」の証明書として説明しています。

引用符
ハワイでドライブのときは
① 日本の運転免許証(必須)
② パスポート(必須)
③ 国際運転免許証(参考)

在ホノルル日本国総領事館

在ホノルル日本国総領事館では、国際運転免許証がなくても日本の運転免許証でハワイの警察が対応してくれるように努力しているそうです。
リンク先の日本の運転免許証の読み方を説明する資料をつくっているそうです。

日本の運転免許証の英語の解説書

 

まとめ。国際運転免許証と翻訳書とどちらを選びますか?

ハワイ領事館によると、ハワイで運転する時に「必須」なのは日本の運転免許証とパスポートで、国際運転免許証は「参考」だそうです。
 

そうなると、国際運転免許証を都道府県公安委員会まで行って申請、取得するのは時間も費用もかかるので考えてしまいます。
仕事をしている方は、休みをとって運転免許試験場(運転免許センター)や、住所地を管轄する警察署まで行くのは負担です。
 

レンタカー会社に翻訳をしてもらえば、翻訳の申込用紙に記入して運転免許証のコピーを付けて郵送すれば手続きは終わりです。
翻訳ができれば、郵送で自宅まで送り返してくれます。
取得までに日数はかかりますが、仕事を休む必要はありません。
 

取得にかかる費用も、国際運転免許証の発行には神奈川県の場合は2400円かかります。
そして郵送手続をすると、別に郵送料が 1000円追加になります。
郵送してもらわない場合でも、自分が交通安全協会や警察署に行く交通費が必要です。
 

レンタカーの翻訳サービスなら、一番安いハーツ・レンタカーの場合は消費税と送料を含めて 1000円でできます。
なおレンタカー会社の翻訳サービスの支払いは、クレジットカード払いになりますのでカードが必要です。
 

それぞれの書類の有効期間については、国際運転免許証は1年間ですが、レンタカー会社の翻訳サービスの方は発行日から90日と短いです。
観光客が一回に渡米できる期間が90日までと言うことを考えると充分だと言えますが、1年間に何回かハワイに行く方は国際運転免許証が便利かもしれません。
 

ただ、国際運転免許証は失効した時は返却義務があり、返却しない場合は新規の発行は受けられないこともあるそうですのでその点も考えておかないといけない人もいるかもしれません。
国際運転免許証は更新制度がないので、失効したときは必ず新規発行になります。
 

どちらを選ぶかは、それぞれ長所と短所がありますので運転される人の都合になります。
何かあった時のことを考えて慎重に選んでくださいね。
 

いずれにしろ、どちらかを持って行くことはおすすめします。

国際免許証か翻訳書か目的に合ったのを選べばいいですね。

レンタカー

関連記事

 

jet50 お問い合わせ