アトランティスサブマリン・ツアー ハワイのホノルル

2023-09-17ビーチ,ワイキキ,観光

アトランティスサブマリンでハワイの海中散歩を楽しむ

アトランティスサブマリン

アトランティスサブマリンのツアーは、ワイキキで1985年に潜水艦の運行を開始した、ハワイ定番の観光ツアーです。
ワイキキのヒルトンハワイアンビレッジの桟橋からボートに乗って、ワイキキの沖合で潜水艦に乗り換えて約45分間の海中散歩を楽しみます。
海底には、タンカー船や旅客機、漁礁などが沈められていて、そこに住む熱帯魚を潜水艦の窓から見ることができます。
また運が良ければ水中を泳ぐハワイのウミガメを見かけることもあります。
 

ツアー全部の所要時間は約110分です。
一日午前9時から午後3時の最後のツアーまで、1時間毎に6回のツアーがあります。
ツアー中の説明は英語ですが、午前10時のツアーだけは日本語の説明があるツアーです。
また英語のツアーでも、潜水艦の中にはヘッドホンがあって日本語のガイドを聞くことができます。

ワイキキビーチ

ヒルトンホテルから見たアトランティスサブマリンへ行く時に乗るボートの桟橋

アトランティスサブマリンのツアーに参加すると、ワイキキのホテル数カ所にくる送迎のバスに乗ってヒルトン・ハワイアン・ビレッジに到着します。
シャトルバスから降りて、ヒルトンホテルの建物を見ながらビーチを横切り受け付けに向かいます。

ホテルから桟橋まで歩いて行く時の、目の前に広がる海と青い空がハワイ気分を盛り上げてくれます。
桟橋の先のボート乗り場まで長い桟橋を歩いていくときは、海の上を歩いていくような気分です。
エメラルドグリーンの海がハワイに来たことを実感させてくれます。
 

アトランティス潜水艦桟橋

アトランティスサブマリンに乗船する桟橋の入口

桟橋の先にあるカウンターでチェックインしたら、グループごとに記念撮影です。
この写真は帰る時にボートの中で販売されます。
撮影が終わったらベンチに座ってしばらく待ちます。
海の水はきれいに澄んでいて、桟橋の近くにも魚が泳いでいるのが見えます。
しばらくすると、ボートが沖から帰ってきました。
前の時間に潜水艦に乗ったツアーの人たちがボートから降りてきます。
下船が終わると自分たちの乗船が始まります。
スタッフの笑顔に迎えられて船に乗り込みます。
 

アトランティスサブマリンのドック

左がアトランティスサブマリンへ行く時に乗るボート

船のキャビンは2階もあって、青い空と青い海を見ながら風に吹かれるのは気持ちがいいです。
潜水艦までの約10分間のクルージングの間に、ワイキキビーチやダイアモンド・ヘッドをバックに写真を撮ることができます。

船には売店もあって、アトランティスのTシャツなどのグッズや酔い止めなども売っています。
潜水艦まで約10分くらいですが、船に弱い人は船酔いすることもあります。
乗り物酔いの薬を飲んだり、酔い止めのリストバンドをするなどをおすすめします。
 

リストバンドを他のツアーの時に借りたことがあるのですが、これを手首につけると船酔いが多少軽くなる感じがしました。(個人的な感想です)
船酔いしなくなると言うことはありませんが、していた方が楽になるくらいの効果はありました。
 

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潜水艦に着くまでに、ツアーの注意事項の説明があります。
日本語の説明がありますので大丈夫です。
潜水艦に着く前にトイレに行きたい人は船で行っておきましょう。
潜水艦にはトイレはありませんので、ボートに乗る前にホテルですませるか、ボートですませておきます。
ただ船の中のトイレを使うと酔いやすいので、できれば出発前にすませておいた方がいいでしょう。
 

途中サーファー達がサーフィンをしているところを見ながらボートは進みます。
パドルサーフィンと言って、カヌーを漕ぐときに使うパドルを使って波に乗るのは気持ちよさそうです。
 

ボートが進んで沖に着くと、アトランティスサブマリンが浮上して来ます。
潜水艦に近づいてボートの上から見ると、広い海の上に浮かんでいる潜水艦はとても小さく見えます。
ボートから潜水艦に乗り換えると揺れるのではないかと錯覚しましたが、潜水艦はとてもどっしりしていてまったく揺れません。
人が飛び乗ったくらいではまったく動かないくら大きいです。あたりまえですね。
潜水艦のハッチが開いていて、乗船員の方がガイドしてくれます。
 

AtlantisSubomboard

アトランティスサブマリンのデッキから階段を下って乗船するお客さん。

潜水艦の甲板には、船の前後2箇所にハッチがあって分かれて乗船します。
ハッチは人ひとりが入るくらいの入り口で、ほぼ真下に降りる階段があります。
階段を降りる時は、ハシゴをおりる時のように、階段と向き合って足から降りていきます。
ツアー参加時の注意事項に、動きやすい服装で参加するように書いてあるように
女性の方はスカートではない方がいいと思います。
特に長いスカートだと階段が見えないくらい急ですので危ないです。
また靴もスニーカーのようなものの方が滑らなくていいと思いました。
 
急な階段を下りて潜水艦の中に入ると、中は暗くてけっこう涼しい空間です。
潜水艦の先頭に船長が操舵する席と海の中が見えます。

アトランティックサブマリン

潜水艦の船首にあるキャプテンのコックピット

正面の計器がたくさんある部分が船のコックピットで、船長がここで潜水艦を操縦します。
左の赤い数字が潜水艦の深度です。
写真では、113ft(フィート)なので深度約34mに潜っています。
天井に折りたたまれているのが潜水艦に入る時に降りてくる階段で、潜行中は天井に上げています。
 

船の中央にベンチが背中合わせに左右に並んでいて、船の外側に向いています。
乗客は船に入って行った順番に、奥につめて座ります。
船の胴体には丸い窓があいていて海中が見えています。

 

窓の横にヘッドホンがかかっていて、英語のツアーの時はこれで日本語の説明を聞くことができます。
ただ午前10時からのツアーが日本語のツアーで、外人さんの船長さんが冗談も交えながら説明をしてくれるので楽しいですよ。
日本語のツアーは1日1回だけなので、この回がおすすめです。
 

全員が乗船すると、潜水艦は泡を出しながら海中に潜っていきます。
海の上のボートが揺れていても、潜水艦は揺れないので快適です。
この潜水艦は、水深46mまで潜れるそうです。

ハワイ海底

海底のピラミッド

潜水艦が進んでいくと、人工的に沈められたピラミッドと呼ばれている漁礁が見えてきます。
アトランティスサブマリンとハワイ大学との共同プロジェクトで10年以上前に熱帯魚たちが繁殖する場として作った人工漁礁です。
色とりどりのきれいな魚が目の前に沢山見られると思っていると、ちょっと期待はずれで、遠くに泳いでいるのが見られる感じです。
たまに大きな魚が窓の近くを通り過ぎますが、海の中の光の影響で黒っぽい色に見えます。
写真を撮る時はストロボをたかずに写すときれいに撮れますよ。
 

ハワイ海底

海底のピラミッドの上

次に海底にサンゴ礁がみえてきます。溶岩が流れて固まってできたようです。
潜水艦が進む時にスクリューのモーターが動く音がキューと言う感じで聞こえてきます。
バッテリーが動力になっているのでこのような音になるのでしょう。
 

進んでいくと旭化成のリーフで世界一大きいワイヤーラックがあります。
丸く輪でできたようなラックがたくさん沈められています。
珊瑚がついて魚のすみかになっています。

ハワイ海底

旭化成のワイヤーラック

船長さんが説明してくれる時に、スターボードサイドを見て下さいとか、ポートサイドを見て下さいと言われます。
これは船の船首、進む方向の右側と左側の呼び方です。
船首に向かって右側、つまり右舷を「スターボード・サイド」、左舷を「ポート・サイド」と言います。
すばやく窓の外をチェックするために、覚えておいた方がいいかもしれません。
 

次に見えてくるのは飛行機の導体と翼です。これは日本の三菱製飛行機YS11旅客機の機体だそうです。
飛行機の機体が漁礁としていいのか分かりませんが、飛行機の胴体は短く切られていて翼が長く左右に広がっています。
このあたりで潜水艦の深度が一番深くなります。
 

沈没船が見えてきます。
2隻沈められていてタンカーと漁船がそれぞれ魚のすみかになっています。
この沈没船のあたりで海カメがよく目撃されるようです。
潜水艦の目の前をゆうがに泳ぐのを目撃できました。
海カメが潜水艦の横を泳ぐと、船内が盛り上がります。
沈没船の上にカメが休んでいたりもするそうです。
海カメってずいぶん長い間息継ぎしないでいられるんですね。
 

沈没船を見終わると約45分の海底ツアーは終わりになります。
潜水艦は海底を離れ、泡を出しながら浮上します。
 

海上にでると、次のツアーの人たちを乗せたボートが待っています。
階段を上がってボートに乗り換えます。

全員が乗り換えると、アトランティスサブマリンが潜行していくのを見ながら港にもどります。
乗船前にした記念撮影の写真を、ビーチまで戻る船の中で気に入れば買うことができます。
きれいに撮影されていますので記念になりますね。ちょっと高いですけど。
乗船した桟橋に戻ってツアーは終わりです。
 

このツアーは、日本では乗れない潜水艦にのってハワイの海底を見てみると言う貴重な体験ができます。
特に子どもたちは喜ぶのではないでしょうか。
大人でも楽しめます。
管理人は、マウイ島のラハイナで運行しているアトランティスサブマリンにも乗ったくらい楽しめました。

日本では乗ることができない潜水艦に、一度乗って見るのも楽しいと思いますよ。

アトランティスサブマリンのツアー情報

[ ワイキキ ](2023年9月現在)

所要時間:約110分。潜水時間は約45分です。
予約:前日まで
参加条件:身長92センチ以上が必要です。
ツアー時間:午前9時、※10時、11時、12時、午後1時、2時
※ツアーの解説は10時の回のみ日本語です。
 ただし、解説が英語のツアーでも、ヘッドホンで日本語の解説が聞けます。
※ツアーは各時間プレミアムコースとサタンダードコースが開催されますので1日14便出港します。

アトランティスサブマリンのツアーは、プレミアムコースとサタンダードコースがあり、プレミアムコースの方が大型の潜水艦が使われます。
プレミアムサブマリンは世界最大の観光用潜水艦で、サタンダードコースより窓の大きさが大きく、船内の広さも余裕がある潜水艦です。

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ハワイ旅行ナビの「アトランティスサブマリン・ツアー」はこちら

アトランティス・サブマリンツアーのスケジュール

9:00のツアーの場合

8:30 現地集合(ツアー開始30分前)
ヒルトンハワイアンビレッジ(2005 Kalia Rd。Honolulu HI、96815)のヒルトン・ピアのビーチサイドに集合。

9:00 潜水艦まで船で移動
ヒルトンハワイアンビレッジの桟橋から船に乗り、潜水艦まで移動。
潜水艦に乗船。急角度なはしごを登り降りするので、動きやすい服や靴で行くことをお勧めします。

9:15 アトランティス・サブマリンツアー開始
ピラミッド型の人口魚醤や沈没船と魚を見ながら水深30メートルの世界を探検します。

10:00 ツアー終了
潜水艦から船に乗換て桟橋に戻ります。

10:45 現地解散

アトランティスサブマリンの出発場所

地図内で拡大表示するには、右下の「+」をクリック。
別画面を開いて拡大地図を表示するには、地図左上の「拡大地図を表示」をクリック。

 

駐車場と駐車料金について

ワイキキの場合は、ヒルトンハワイアンビレッジホテル内の駐車場を利用することができます。
駐車の際にパーキングチケットを受け取って、サブマリン・チケットカウンターに持って行くと4時間まで4.19ドルにしてくれます。

アトランティスサブマリンのビデオ

-4:28秒- 音声が流れます

-1:14秒- 音声が流れます

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