ビショップ博物館の行き方とプラネタリウムなどのおすすめ展示
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ビショップ博物館の行き方とプラネタリウムなどのおすすめ展示
ビショップミュージアム本館正面
ビショップミュージアムは、ハワイを含めたポリネシア文化圏の人類学、自然科学や歴史に関する収集品が展示されているハワイ最大の博物館です。
ここはカメハメハ王家直系の末裔の王女 B.P.ビショプ の夫 C. R. ビショップが王女の追悼記念として1989年に建てました。
ビショップミュージアムで見ていただきたいプラネタリウムなどのおすすめの展示や、日本語で説明してくれる日本語ツアーなどについてお話します。
博物館本館の中央の吹き抜けになった回廊式のハワイアンホールがメイン展示場となっている。
カヌーやクジラが吊り下げられているハワイアンホールをぐるっと囲っている展示場には、古代の酋長が身につけた鳥の羽根を集めて作ったマントや釣り針などが展示されています。
カヌーやクジラが吊り下がっているハワイアンホール
ビショップミュージアム本館1階
本館1階に入るとまず貴重なハワイ原産のコアの木が使われた階段やドアがあります。
いまや貴重品のコアの木が贅沢に使われてた部屋は一見の価値があります。
その入口の左側にあるのが、ハワイ王族の肖像画と王族の権威を象徴する鳥の羽根で作られたカヒリが展示されているカヒリ・ルームです。
ここには歴代の王族の肖像がやゆかりの品が展示されています。
日本語ガイドツアーに参加すると部屋の中を説明をしてもらえます。
それぞれの王族の話をお聞きできるので興味があればここだけで相当な時間を過ごせます。
入口から入ったら真っ直ぐ中に行かないで、この部屋をチェックして見て下さい。
1階を右側に進むとハワイアンホールに着きます。古代ハワイアンの人の世界の展示です。
古代のハワイアンの神々やその神話、伝説からつくられた世界が再現されています。
古代のハワイアンの家やヘイアウ(古代ハワイの酋長が戦争の勝利を祈って建設した神殿、祭儀所)が展示されています。

古代ハワイアンの家屋

ハワイアンのヘイアウ
ビショップミュージアム本館2階
2階にはハワイ人が使っていた生活道具やフラで使われた楽器などが展示されていて、自然の中で生活していたハワイアン達の様子が想像できる展示になっています。
ビショップミュージアム本館3階
3階はカメハメハ大王などの歴代の王や女王が使っていた物の展示があります。
中でも見ておきたいのは、古代の酋長が身につけていた鳥の羽根で作ったヘルメットやマントです。
特にカメハメハⅠ世のマントは、約45万本の羽根が使われていて当時の権力の強さが分かります。
この羽根はハワイのミツドリの羽根だけを使ってつくられているそうです。
相当な数の羽根でできていますが、羽根は鳥1羽から数本採取して殺さないで逃していたらしいです。
鳥を捕まえるだけでも大変そうなのに、羽根を数本しか使わなかったなんて作るのは大変だったでしょう。
Hawaiian Chief’s Feather Cloak (‘ahu ‘ula) and Helmet Bishop Museum Oahu, Hawaii / saimo_mx70
ビショップミュージアムの展示館
ビショップミュージアムは敷地内に本館の他にいくつかの展示館があります。
敷地内の案内図と建物は以下のような構成になっています。
本館だけでなくプラネタリウムやサイエンスも時間があればおすすめします。
本館
キャッスル記念館
1階2階 特別展示場で期間限定の展示が開催される館です。
パンフレットなどでチェックすると、おもしろい展示会が開催されているかもしれません。
パキ・ホール
ハワイ生まれのスポーツの有名選手を紹介するスポーツの殿堂があります。
図書館および古文書館
プラネタリウム
日本語で解説してくれるプラネタリウムのプログラム「探検者たち」が上映されます。
星をコンパスにして大海原を渡ってハワイにやってきたポリネシア人の航海術を紹介してくれます。
サイエンス・アドベンチャー・センター
ハワイの自然をテーマにした科学館です。
火山、海などハワイの自然を紹介する展示品があります。
ビデオや火山の大きな模型を使って、ハワイの島を作った火山の噴火のしくみなどを学習することができます。
サイエンス・アドベンチャー・センターのハワイのビーチの砂の違いの展示

ハワイのビーチ別の砂の種類の展示

カイルア・ビーチの砂
ビショップミュージアムの展示やイベントについて
展示品紹介の日本語ツアー
おすすめはデイリープログラムで行われている日本語ツアーです。
日本語でハワイ王朝の歴史や展示物を紹介してくれます。
予約不要で無料で誰でも参加できます。
日本語ツアーの集合場所は本館1階の入口
集合時間は10:30、11:30、1:30、2:30
プラネタリウムの上映
プラネタリウムが上映されていて、2012年にリニューアルした「探求者たち」と題した物語が見られます。
南太平洋から星を見ながら航海する、スターナビゲーションによりハワイに渡ったポリネシア人の話は見応えあります。
日本語による上映もあり12:45から13:15の1回のみ。
これはおすすめです。
ビショップ博物館のデータ
営業時間:9:00 – 17:00
営業日:月曜日 -日曜日
休館日:火曜日、サンクスギビングデーとクリスマス
入館料:大人 19.95ドル、シニア(65歳以上) 16.95ドル、子供(4 -12歳)14.95ドル、幼児(3歳以下)無料
場所:1525 Bernice St. Honolulu, HI 96817
電話:(808)847-8291(日本語)
駐車場:無料
ビショップ博物館の場所の地図
ビショップ博物館への行き方
ビショップ博物館の無料送迎バス
無料送迎バスは廃止になり、有料の送迎シャトル(トロリー)が運行することになりました。
ワイキキとビショップ博物館の間をミニバスで無料送迎のサービスが始まりました。
運行日:水曜日、金曜日、土曜日の三日間
定員:先着順で21名様まで。片道のみの利用も可能です。
予約:予約はできません。
ビショップ博物館の有料送迎シャトル(トロリー)
運行日:毎日
トロリーは側面に「Bishop Museum」と書いてある、茶色のオープンエアータイプの車体で運行しています。
チケット料金
- 往復7ドル
- 片道4ドル
チケット購入方法
ビショップ博物館のオンラインで購入する
トロリーのドライバーにプリントアウトしたチケットか、スマートフォンの画面を見せて乗車します。
往復チケットの場合:ミュージアム到着後にアドミッションデスク(ギフトショップ中央)でチケットをお渡してワイキキに戻るためのトークンを受け取り、そのトークンを帰りのシャトルドライバーにお渡して乗車します。
乗車の際に支払う方法
トロリー乗車の際にドライバーからバウチャー(引換券)をもらい、ミュージアムに到着してからアドミッションデスク(ギフトショップ中央)で料金を支払う。
時刻表
ビショップ博物館シャトルバス時刻表
アラモアナホテル | 9:45am | 11:30am | 1:15pm | 3:00pm(降車のみ) | 4:15pm(降車のみ) |
イリカイ・ホテル旗前 | 9:50am | 11:35am | 1:20pm | 3:05pm(降車のみ) | 4:20pm(降車のみ) |
DFS ギャラリア(免税店) | 9:55am | 11:40am | 1:25pm | 3:10pm(降車のみ) | 4:25pm(降車のみ) |
シェラトン アロハ ランディング | 10:00am | 11:45am | 1:30pm | 3:15pm (降車のみ) | 4:30pm (降車のみ) |
アストン ワイキキ ビーチ | 10:05am | 11:50am | 1:35pm | 3:20pm(降車のみ) | 4:35pm(降車のみ) |
ビショップミュージアム 到着 | 10:35am | 12:25pm | 2:05pm | 3:55pm(ラスト ) |
ザ・バスでの行き方
ワイキキのクヒオ通りのバス停から2番バスに乗って約35分から45分で到着します。
ワイキキからSchool/Middle St.行きの2番バス(同じ2番でもルートが異なるものがあるので、必ずSchool行きに乗車のこと)でカパラマ、スクールの交差点で下車。徒歩5分。
行き先表示: 2 SCHOOL ST MIDDLE ST
ビショップ博物館からワイキキへの帰りのバス
乗車するバス亭はビショップ博物館に着いた時に降りたバス停の道路(North School St)の反対側にあります。
ビショップ博物館からNorth School St へ歩いていき、
2番線
行き先 Kapiolani Community College: 行き先表示 2 WAIKIKI-KCC
行き先 Monsarrat/Kalakaua: 行き先表示 2 WAIKIKI-CAMPBELL AVE
ザ・バスのワイキキの停留場
ビショップ博物館の下車バス停
School St + Kapalama St ( STOP 74 )バス停で下車。バス停からビショップ博物館まで歩いて約5分で行けます。
レンタカーでの行き方
ワイキキから車で行く場合
アラワイ通りからマッカリー通りに入り、H1経由で出口20Bを降りて突き当たりホーテーリングストリート(Houghtailing St.)を右折します。
2本目のバーニスストリート(Bernice St.)を左折すると左側にビショップ博物館があります。
左折して駐車場に入れます。
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