ハワイの老舗和菓子店ニッショードーのチチダンゴ
ハワイの和菓子チチダンゴがおすすめ
ハワイは日系の人が多いので大福や餅のような和菓子などもスーパーで売っています。
日本の和菓子だと思ってスルーされる方も多いと思いますが、旅行客向けと言うよりローカルの人たちのスイーツで、食べてみるとハワイなテイストがします。
ハワイのチチダンゴってみなさん知っていますか?
広島の方ならご存知だと思いますが、乳団子です。
今回は広島がルーツのハワイのチチダンゴについてのお話です。
ハワイではチチダンゴがローカルの間で普通に食べられています。
そんなチチダンゴを作る続けて90年の老舗ニッショードーさんのチチダンゴをご紹介します。
乳団子は団子とネーミングされていますが、求肥餅です。
求肥(ぎゅうひ)は米粉に砂糖を混ぜてつくるので、餅より柔らかくぷるぷるして甘いのでハワイの人には人気があります。
ハワイのお菓子らしく、ハワイのモチは色がきれいです。
ピンク、グリーン、ブルー、レッドなどビビッドなカラーリングが日本の和菓子とはちがってハワイを感じさせてくれます。
ハワイでシェイブアイスを食べたことがある方も多いと思いますが、シェイブアイスにはモチがトッピングされます。
この mochi(モチ)と言われているのが、チチダンゴと同じ求肥のことです。
ハワイではモチはいろいろな食べ方があって、シェイブアイスやアイスクリームのトッピングはよく見ます。
売っているのを見かけたら、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
ハワイでモチなどの和菓子はスーパーで買うことができます。
フードランド、インターナショナルマーケットプレイスのミツワなどが行きやすいスーパーです。
ロングスやセーフウェイでも売っている時がある。
作り方のレシピも書いておきますので、食べてみたい方は作ってみてください。
ニッショードー・キャンディ・ストア
和菓子で有名なニッショードーというお店があります。
倉庫のような建物の中を探していくと、事務所の入り口のような小さなドアがあります。
おそるおそる中に入ると、「どこでもドア」を開けたかのように中は異次元の小ジャパンが出現。
ここはハワイ?、と確認してしまうような日本の和菓子屋空間です。
正面には日本の招き猫がおいでおいでをしているし、ガラスケースに並んでいるのは和菓子です。
ガラスケースをのぞくと、確かに和菓子です。 値札が英語だけど。
饅頭や小倉ようかん、羊羹巻き、大福なんかが並んでいます。
ニッショードーのチチダンゴ
ここが NISSHODO MOCHIYA さん。
いろいろ和菓子はあるけれど、一番有名なのは「ちち団子」です。
ニッショードー」の初代が広島の「和泉光和堂」で修行をして乳団子の作り方を伝授されたとか。
日本のテレビでこのお店と広島のロケで撮影された番組が放送されて、ちちだんごがハワイのニッショードーで売られるようになった由来が紹介されていたのを見たことがあります。
和泉光和堂のご主人が、ハワイの同郷の日系人のことを思ってちちだんごの作り方を伝授してくれたのだそうです。
ニッショードーのチチダンゴは日本の和菓子の直伝なんです。
そんなニッショードーさんが開業から90年間ハワイでちちだんごを提供し続けてきて、和菓子がローカルのスイーツになりました。
チチダンゴはガールズデーと言われている雛祭りの日や、ボーイズデーと言われているこどもの日に食べる習慣があります。
またクリスマスには赤白緑三色サンドのモチを作ってお祝いする人も出現。
さらにアメリカでは子供が生まれた時に、内祝いとして男の子なら青い葉巻、女の子ならピンク色の葉巻を配る習慣がありますが、ハワイでは葉巻の代わりにIt’s a Boy! と書かれたお餅を配る人もいるそうです。
すっかりハワイのローカルフードに定着しています。
レシピにココナッツミルクが使われているなどが、ローカルの人達の人気の秘密なのかもしれません。
チチダンゴは1パウンド(453グラム)8ドル。
柔らかさはこんな感じでもっちもち! 見た目は素甘(すあま)に似ていますが、もっと柔らかいです。
ハワイに行ったら一度食べてみてください。
ニッショードーで販売している和菓子の種類
ちちだんごや餅だけでなく、いろいろあります。
- 大福
- 落雁(らくがん)
- 羊羹巻き
- 最中
- 金玉
- 柏餅(英語ではボーイズデーもち)
- ちちだんご
- 破れ饅頭
- きなこ団子
- うぐいす饅頭
- 焼き饅頭
- はぶたい餅
- ピーナッツバター餅
- 梨饅頭
NISSHODO お店情報
営業時間:
月曜 – 金曜: 7:00 AM – 4:00 PM
土曜: 7:00 AM – 3:00 PM
定休日:日曜
住所:1095 Dillingham Blvd Bldg I-5
Honolulu, HI 96817
電話:808-847-1244
支払い方法:現金、全クレジットカード
NISSHODOの場所の地図
地図内で拡大表示するには、右下の「+」をクリック。
別画面を開いて拡大地図を表示するには、地図左上の「拡大地図を表示」をクリック。
レンタカーでニッショードーへの行き方
場所はワイキキから約8km車で15分くらい。
お店はハワイ出雲大社の先、コストコホールセールの近くです。
デリンガム・ブルーバードを走って行って、右にファーストハワイアン銀行やホノルルコニュニティー大学が見えたら、道の左側に高いタワーが見えてきます。
そのタワーが立っている地域の一角にニッショードーさんがあります。
川があって橋がありますから、橋の手前を左折して敷地に入ります。
ザ・バスでニッショードーへの行き方
ワイキキからバスに乗ってニッショードーへ行く方法です。
乗車するバス停の行き方
ワイキキのT Galleria By DFS免税店の正面左側の道Lewers Stを歩いて行き、初めの交差点のクヒオ通りを左折。
直進するとすぐに正面に屋根付きのバス停が見つかります。交差点からも見えます。
道路の斜め反対側にABCストアがあるので分かりやすい。
クヒオ通りの海側(カラカウア通り側)のバス停です。
このバス停 Kuhio Ave + Lewers St. から42番バスに乗ります。
42番バスの行き先表示は 42 EWA BEACH
降りるバス停
バスに乗ってから順調でも45分くらいはかかります。
降りるバス停は、Dillingham Bl + Kokea St
バス停を降りてからは歩いて1分くらいなので、すぐ着きます。
ザ・バスに乗る時はアプリを使うと、バスやバス停の場所が分かって便利ですよ。
Dillingham Bl + Kokea St から ニッショードーの道順の地図
ザバスの乗り方は関連記事をご覧ください
関連記事▶ ザ・バスの乗りこなし方
関連記事▶ ハワイのザ・バス DA BUSの便利なアプリの使い方
乳団子のレシピ
チチダンゴを作ってみたいと言う方はビデオを参考にして作ってみてください。
一般的なチチダンゴのレシピです。
- もちこ
- 砂糖 2カップ 約500g
- ベーキングパウダー 小さじ1杯
- 水2カップ 500ml
- 無加糖のココナッツミルク 400ml
- バニラエッセンス 小さじ1杯
- フードカラー(お好みで)
- 片栗粉
チチダンゴの作り方ビデオ
Vegan Mochi | Chichi Dango (Japanese Traditional Sweets Recipe)
関連記事