ホノルル国際空港がダニエル・K・イノウエ国際空港に名称変更

2017-10-03空港

ホノルル国際空港がダニエル・K・イノウエ国際空港に名称変更


ホノルル国際空港

ホノルル国際空港のタワー

米ハワイ州のホノルル国際空港が2017年4月27日、ダニエル・K・イノウエ国際空港(Daniel K. Inouye International Airport)に名称を変更しました。
ホノルル国際空港は、 1927年にジョン ロジャーズ空港として開設されて1947年にホノルル空港と改名、1951年にホノルル国際空港になり、今回4回目の改名でダニエル・K・イノウエ国際空港になりました。
ハワイのKHON2ニューズが報道していますが、すでに空港の公式のサイトは名称が変更されています。
 

米メディアが報じるところによると、名称の由来となったダニエル・K・イノウエ氏は、ハワイ州出身で1963年より長年連邦上院議員として活躍し、2012年12月に死去するまで同職にありました。
第二次世界大戦ではアメリカ陸軍の日系人部隊である第442連隊戦闘団に配属され、ドイツ軍との戦いで負傷し右腕を失ったことから名誉除隊。以後政治家の道を歩みホノルル空港の連邦予算の確保に務めて、空港の整備・発展のために寄与したそうです。
今回イノウエ氏の功績に敬意を表して空港の名称としてその名が授けられました。
 

空港の名前は変わりましたが、空港に付けられる3文字のIATAコードはHNLのまま変わりません。
今後については、ジョン・F ・ケネディ国際空港のIATAコードがJFKと変わったように変更されるのか、シカゴ・オヘア国際空港(ORD)のように変更後も同じコードが使われるのか分かりません。
 

また2017年1月1日にコナ国際空港(KOA)は、コナで生まれ育った日系宇宙飛行士エリソン・オニヅカ氏の栄誉を讃えるためエリソン・オニヅカ・コナ国際空港改称されています。

KHON2 News 1:48秒(英語です)

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